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初恋抄(50)第10回卑弥呼の里女流川柳大会 2023年7月31日更新

 私はシーグラスを拾うのが好きで、二階の大きな瓶には色分けされたシーグラスが綺麗に並んでいる。この瓶を見ているだけでも癒されるのだが、今年の女流大会はこのシーグラスを使ったハーバリウムを参加賞にしてみんなに配ることにした。小さな瓶に、シーグラス、ドライフラワー、専用のオイルを入れると出来上がり。簡単といえば簡単だが、瓶に入る大きさのシーグラスを選んだり、シーグラスの色とドライフラワーの色を合わせたり、オイルにラメを入れて光らせたりと、なかなか大変な作業だ。一つとして同じものがないハーバリウムを、私と凉と芽で80個ほど作った。

 7月30日(日)第10回卑弥呼の里女流川柳大会を開催した。この時期の吉野ケ里町の暑さは尋常ではなく、私が参加者だとしても遠慮したくなる気温だ。そこに、43名の卑弥呼が集まった。みんな受付に並べられたハーバリウムを選ぶ視線は乙女そのもので、その笑顔を見ただけで、疲れなど一気に吹き飛んでしまう。地元の佐賀県はもちろん、福岡、熊本、長崎、鹿児島、宮崎、大阪、京都、和歌山、山梨と、全員を抱きしめたくなるメンバーが揃った会場は熱気ムンムン。お色気もムンムン。「女流大会」を肌で感じる会場になった。


金 魚―たむらあきこ 選(和歌山)

ずばり―鮎川弘子   選(山 梨)

リボン―真島 凉   選(佐 賀)

便 利―河内やすこ  選(福 岡)

透 明―平井美智子  選(大 阪)


 選者が選をしている時間にはビンゴゲームをして、とれたての野菜や手作りの毛糸タワシなどをゲット。全員の自己紹介をして、いよいよ披講。実は女流大会には「メンズ賞」というものがあり、会場に手伝いに来てくれた男子にこっそり選をしてもらう。どんな句が男性の好みなのかも楽しみのひとつになっている。

これは昨日のことなので、まだ入選句の整理が終わっていない。上位入選句やメンズ賞は次回の初恋抄に掲載したいと思っているのでお楽しみに!



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